【美容用薬草】14種類

マメ科の多年草。漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。
根にサポニンを含み、去痰(きょたん)・胃潰瘍(いかいよう)などの薬とし、またビール・タバコ・醤油の甘味料に使用。



キク科の植物。日本では岩菊(イワギク)と呼ばれ、生薬としては使われてない。
韓国では昔から民間療法で使われて、花茶としても市販されている。
性質が暖かく、味は苦い。喉の風邪、痰、咳、主に風邪に効果がある。
他には、手足冷え症、子宮冷え性、不妊、生理痛、生理不順、婦人病、膣の疾患に良いと知られており、遺伝的本態性高血圧や胃腸疾患に苦しむ人にも効果がある。
また、血管の中の老廃物を排出させてコレステロールを下げ、血のめぐりをスムーズにして、肌の美容にも効果がある。



セリ科シシウド属の多年草。漢方薬として用いられる薬用植物。
中国の漢方で使われるトウキはカラトウキと呼ばれる品種で、日本へのトウキとは外見・成分・香りなどが僅かだが異なる。
根には血の流れを良くする効果があり、目の疲れによって生じる痛みの緩和に有効。
中には精油が含まれ、滋養強壮や鎮痛、鎮静薬として用いられる。



ヨモギの別称。キク科のヨモギまたはヤマヨモギの葉や枝先を乾燥したもの。
キク科の多年草、園芸植物、薬用植物。餅草とも呼ばれ若葉を草餅の材料に、お灸の艾「もぐさ」の原料にもする。
漢方的に、温裏、止痛に効き目がある。食欲不振や冷えによる腹痛、流産、健胃・下痢止めなどに用いられる。
また、浴用剤やもぐさとしても利用される。



セリ科センキュウの根茎(こんけい)を湯通しをして乾燥したものの芳香の強い生薬。
生理不順、婦人病、膣の疾患に良いと知られており、遺伝的本態性高鎮痙剤・鎮痛剤・鎮静剤としての効能が認められているが、漢方では、当帰芍薬散に配合され婦人病、いわゆる血の道の薬としてよく用いられる。
また、血に効く芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)などが含まれ、痔(じ)による外出血、月経過多、血尿、貧血等々、血の巡りをよくする薬としてよく使われている。



アカネ科の乾燥果実。日本の西南部から中国、台湾、インドシナの広い地域に生息する常緑低木。
花が放つ甘くエキゾチックな香りにはリラックス効果などがある。
中国医学では消炎、止血、鎮静、利尿作用、不眠、精神不安などに効果があるとされ、「山梔子(さんしし)」の生薬名で処方される。名は、果実が熟しても口を開かないことによる。
また、疲労回復効果や防腐効果が高いことから、江戸時代には東海道を行き交う旅人が好んで食べていたという歴史もある。
果実は熟すと黄赤色になり、染料とするほか、漢方では山梔子(さんしし)といい消炎・利尿剤などに用いる。



カヤツリグサ科ハマスゲの球茎(きゅうけい)を乾燥したもの、またその精油。
生薬としては香附子(こうぶし)と呼ばれ、
漢方では芳香性健胃、浄血、通経、沈痙の効能があるとされ、通経薬・婦人病薬などとして用いる。
「婦人の聖薬」ともいわれ、頭痛や月経痛などに対する鎮痛作用があり、神経症や月経不順にも用いる。
更年期障害、月経不順、産前産後の神経症に効く女神散(にょしんさん)、月経不順、血の道(みち)症、更年期障害に効く
芎帰調血飲(きゅうきちょうけついん)、神経性胃炎、更年期障害に効く香蘇散(こうそさん)などに含まれる。


キク科ベニバナの管状花(かんじょうか)を乾燥させたものの赤い色の花。
血圧降下、通経(つうけい)、血流を促進するなどの作用がある。
月経痛、月経不順に効く折衝飲(せっしょういん)、月経困難、更年期障害、高血圧に効く通導散(つうどうさん)などに含まれる。
瘀血(血行不良)による高血圧や狭心症、動脈硬化、脳梗塞などの心血管系の疾患をはじめ、月経痛や月経不順などの婦人病、打撲や外傷などにも用いられている植物生薬。



漢方薬として、古くから不老長寿の薬として珍重されてきたウコギ科の植物の根のこと。
本種の近類種ではなく全く別の種である。単に人蔘とも呼ばれる。
主要な薬用部位は根で有用成分はジンセノサイドとよばれるサポニン群で、糖尿病、動脈硬化、滋養強壮に効能があり、古くからよく知られた薬草。
韓国では煎じたものを人蔘茶(インサムチャ)として飲用したり、サムゲタンなどの料理にも利用するほか、乾燥させる前の「水参」(スサム)をスライスして蜂蜜につけて食べたりもする。
高麗人蔘は血圧を高める効能があるため、高血圧の人は控えるべきだと言われてきたが、実際は体に合わせて調整作用があるため、血圧の高い人が飲むと逆に下がるという報告もある。
中にはサポニン(ジンセノイド)という成分が含んでおり、「活力向上」「美容効果」「リフレッシュする効果」がある。
また、カルシウムや鉄分、カリウム、亜鉛、アミノ酸、ビタミンB群などの98種類もの栄養素を含んでおり、自律神経の乱れを整える作用もある。
漢方では他の漢方の薬効を強める働きがあるといわれ、単体だけでなく他の漢方と併用する場合もある。



クスノキ科の常緑高木の幹の皮を一定の幅で剥ぎ取ったもの。
(「日本ケイヒ」のことを指して「ニッケイ」といわれるものは、根の皮を使っています。)日本では肉桂の樹皮・根皮をいう。
古来、生薬として、健胃・発汗・解熱・鎮痛などに用いる。
温裏薬として、附子や乾姜などと同じ分類に入り、体内から温めたい場合は「桂皮」(肉桂)を使用した方がいいとされる。



ミカンの成熟果皮を乾燥させた生薬。
リモネンを主成分とする精油・ビタミン類を含有し、鎮咳・去痰きよたん・発汗・芳香性健胃薬として用いる。
昔から漢方薬として利尿剤、咳(せき)止め薬として重用されてきた。



セリ科ノダケなどの根を乾燥したもの。
漢方的には、解表、止咳、去痰の効能があり、熱性病による頭痛や気管支炎に用いられる。
新陳代謝を盛にする効果もあり,痰気に重要な薬である。



オミナエシ科の多年草、ナルドスタキスの根および根茎を用いる。
「甘松香」は現在日本ではほとんど使用されないが、世界的には古くから薬用にされてきた生薬。
漢方では胃痛、腹部膨満、頭痛、ヒステリーなどに用いる。
芳香性健胃薬として用いられることが多く、食欲不振などに応用される。
甘松香は脾胃二経に入る薬で、その芳香はよく脾鬱を開き、温性は通じて痛みを止める作用がある。
その薬効は、鎮痛、鎮静、健胃薬として、心腹の満痛、胃痛、嘔吐、食欲不振、慢性下痢などに使用される。
方剤としては『和剤局方』に収載されている「大七香丸」などがある。
また煎液を湯剤として温湿布することで脚気の浮腫に効果があるとされている。



キク科キクの食用菊の頭状花序(とうじょうかじょ)を乾燥させたものである。
解熱、消炎、解毒、抗菌、血圧降下などの作用がある。
高血圧の諸症状をともなう慢性の頭痛に効く釣藤散(ちょうとうさん)などに含まれる。
中国では生薬として、日本では漢方として利用され、めまい、眼の疲れ、解毒、消炎、鎮静作用、高血圧などに良いと言われる。


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